11月1日(土)、2日(日)の2日間、本学と電気通信大学、 東京農工大学とのあいだで、三大学の連携の一環として「合同コロキウム」が開催されました。
この合同コロキウムは、「異分野交流」をテーマに、学生が中心になって企画?運営する催しです。
研究分野の壁を越え、自分が取り組む課題を他分野のひとびとに分かりやすく説明すること、そして異分野間の知的交流を今後の学習?研究にその成果を活かしていくことが、この企画の目的でした。
本学は、異質なものに出会う「コンフリクト耐性」育成事業のひとつとして位置づけて、今年から新たに参加しています。
1日目は、自分の所属する研究室?団体の研究内容について、学生自身が主に他大学の参加学生に説明する、「研究室屋台村」(ポスターセッション)が開催されました。
2日目には、「異分野交流の良さ」と「将来の働き方」をテーマとして、学生が少人数のグループに分かれて移動しつつディスカッションする、「ワールド?カフェ」がおこなわれました。
本学から参加したのは、以下の研究室?団体です。
- 留学生日本語教育センター 【私たちが経験した日本】
- 国際経済学ゼミ 【国家間の経済活動――貿易と金融】
- スタディツアー「多民族アジアにおける社会の結束」 【正義とは――紛争後の社会の結束をどう導くのか】
- ポーランド地域研究ゼミ 【ポーランド共和国について】
- ラオス地域研究ゼミ 【ラオス人民民主共和国とは?】
- 外大東北復興支援隊 【3.11? 私たちにできること】
- Volas ボランティア活動スペース 【フィリピンの教育問題】
本プロジェクトによるスタディツアー「多民族アジアにおける社会の結束」の発表グループは、参加者による「最優秀プレゼン」アンケートの結果、2位となりました。
3大学合わせて、学部学生、大学院生および教員、約120名が参加し、多摩地区の三大学の人文社会科学系と自然科学系の、これまでにない出会いを実現することができました。