外語祭企画レポート:ロシア?ウクライナ戦争とプーチン体制?大統領の思惑とロシアの実情?(長谷川 雄之氏 講演会)

2024.12.10

報告者:中川梨子

講演会の様子

2024年11月24日(日)、防衛研究所地域研究部米欧ロシア研究室の主任研究官である長谷川 雄之(はせがわ?たけゆき)様をお呼びし、激化するロシア?ウクライナ戦争とプーチン体制に関する講演会を開催いたしました。

本講演では、ロシア?ウクライナ戦争の現状と、プーチン大統領とロシア首脳部の関係性について様々な視点からご教授いただきました。また、長谷川様はロシア?ウクライナ戦争が宇宙、サイバー、電磁波といった「新領域」を組み合わせた戦争であり、これにより戦争の長期化と複雑化が進んでいると仰っていました。

本講演会の参加者は「ウクライナをめぐる状況の複雑さに驚いた。長谷川先生によるご講演はもちろん、質疑応答の時間にも様々なお話(ロシアと中国?北朝鮮の関係、日本の安全保障課題など)を聞くことができ、とても勉強になった」と話しています。

TASCでは、今後も様々な方をお呼びして、講演会を実施する予定です。


学生コメント(司会者) 平原真宏さん

吉崎ゼミではレッドチームの視点にも立って考えてみることも活動として行うことがあります。今回の講演は、まさにその視点を得るために重要なものだったと考えています。

今回の講演会のように、プーチン大統領と政権の陣容やその動きを知ることで、これまであるいは今、何をロシア首脳部が考えていた、いるのか、国際社会の中でどのような振る舞いを今後取っていくのか、考えられるようになれるはずです。

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