外語祭企画レポート:国連で平和をつくる 国際協力と国連でのキャリア形成(井上 健 氏 講演会)
2024.12.20
報告者:中川梨子
11月23日(土)、国連職員として国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)や東ティモール統合ミッション(UNMIK)をはじめとする様々な任務に従事し、現在、パーソナルガバナンス研究所の代表としてご活躍されている井上健(いのうえ けん)氏をお呼びし、国連の平和活動やキャリアに関する講演会を開催いたしました。
本講演では、現在の国連の平和維持活動に関する解説や国連の抱えている課題に加えて、国連職員としてのキャリア形成についてご教授いただきました。
一般の参加者の一人は、「本講演会を通じて、国際機関で働くということがどのようなことかを深く理解することができました。また、外大が誇る国際色豊かな環境を実際に体験でき、非常に有意義な時間を過ごすことができました」と語っていました。
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学生コメント(司会者) 宍戸真生さん
世界各地で紛争が起きる中、今日国連の存在意義が問われています。しかしそのように国連が批判されているということはそれだけ国連が世界的な影響力を持っており、人々が国連に寄せる期待が大きいからなのだと思いました。市民社会にはなかなか何をやっているのが実態をつかみにくい国連ですが、長年国連でキャリアを築かれていた方のお話を直接聞くことで、その仕事の意義やインパクトについて学ぶことができ、非常に実りある時間となりました。