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行ってきました!夏期短期海外留学

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欧宝体育平台_欧宝体育在线-app下载で今年から始まった「短期海外留学制度」。従来のショートビジット?プログラムを拡大し、必ず単位認定を伴う形で協定校への留学ができるようになりました。第1回目となった今年の夏休み、233名の学生が短期海外留学に出発しました。このうち、ベトナム、ビルマ、トルコへは、1年生が全員参加の形で留学しています。今回のTUFS Todayでは「短期海外留学制度」に参加し、帰国したばかりの皆さんの声を集めました。この夏、参加できなかった本学学生の皆さん、さあ、次はあなたの番ですよ!

参加総数233名

今年の夏のプログラムに参加したのは、1年生88名、2年生107名、3年生35名、4年生3名の、総勢233名です。派遣先の大学と人数は次のようになっています。

ミャンマー ヤンゴン大学 14
タイ シーナカリンウィロート大学 15
ベトナム ハノイ国家大学人文?社会科学大学 21
トルコ アンカラ大学 17
チェコ カレル(プラハ)大学 10
フランス パリ第三大学 6
スイス ジュネーヴ大学 10
ドイツ ギーセン大学 6
オーストリア ウィーン大学 5
イタリア トリノ大学 1
ポルトガル コインブラ大学 1
ポルトガル リスボン大学 1
ロシア モスクワ大学 6
スペイン アルカラ大学 3
カナダ レジャイナ大学 17
アメリカ カリフォルニア大学サンディエゴ校 29
アメリカ サンディエゴ州立大学 1
アメリカ ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校 2
オーストラリア オーストラリア国立大学 1
ニュージーランド オークランド大学 8
イギリス ロンドン大学東洋?アフリカ研究学院 21
イギリス エセックス大学 6
イギリス リーズ大学 4
アイルランド アイルランド国立大学コーク校 11
台湾 国立政治大学 1
台湾 国立台湾大学 2
中国 北京語言大学 3
香港 香港中文大学 1
韓国 延世大学校 3
韓国 ソウル大学校 4
モンゴル モンゴル国立大学 3

派遣先は全世界に広がっていますが、まだまだ、24の国や地域にすぎません。近い将来、本学で学ぶ全ての言語が使われている地域への短期海外留学が実現できるよう、大学として努めています。

世界各地の大学へ!

多くの留学参加者の声をお届けします。

カリフォルニア大学サンディエゴ校へ留学(8/4~8/29)
前原安里さん(英語 1年)

一日2コマ、各100分の授業では、英語でのディスカッションやプレゼンテーションなどを行いました。色々な国出身の生徒と交流することができました。放課後や休日は、買い物や観光をしたり、海に行ったり。有意義に過ごしました。

エセックス大学へ留学へ留学(8/18~9/22)
中里見香菜さん(英語 1年)

英国エセックス大学にショートビジットしました。イギリスの文化や歴史を学びながら、様々な国の人とも交流があり、刺激的な日々を送ることができました。授業も全て英語で行われるので、普段の授業とは違った環境で学びました。

サンディエゴ州立大学へ留学(6/30~8/7)
石塚萌生さん(英語 2年)

海や山などたくさんの自然に囲まれたサンディエゴで、活気のある毎日を送ることができました。サンディエゴでの人々との触れ合いや経験はわたしの今後の進路に大きく影響を与えてくれたと思います。

プラハ?カレル大学へ留学(7/7 ~8/1)
稲葉雄大さん(チェコ語 2年)

初めての海外生活を大学で学び始めた言語を使って過ごすことで、かなり刺激的な毎日を送ることができました。短期留学には様々な国からの参加者がいるので、自分の価値観や思想を見直す絶好の機会にもなりました。

ジュネーブ大学へ留学(8/4~8/22)
齊藤彩さん(ドイツ語 1年)

私はジュネーブ大学のフランス語3週間コースに参加してきました。平日は授業を受けて、休日は美術館や博物館に行ったり散歩をしていました。外国人が集まるコースだったため意外と英語を使う機会が多かったです。

トリノ大学へ留学(6/30~2014/7/21)
山口恭平さん(フランス語 3年)

トリノは自然豊かな落ち着いた場所で、穏やかな時間が流れるゆったりとした街でした。食や歴史、文化などトリノに関する様々なことを学ぶことができ、国籍も年齢もばらばらの人々と共に学んだ経験は非常に有意義なものでした。

モスクワ大学及びサンクト?ぺテルブルク大学へ留学
金丸晃司さん(ロシア語 2年)

留学先では勉強だけでなく現地の学生と友達になることができ、充実した時間を送っています。加えてこちらではウクライナ情勢に関するニュースが毎日のように報道されています。報道という視点から見ても、とても新鮮で貴重な経験をしていると思っています。

レジャイナ大学へ留学(8/5~8/29)
金谷千絢さん(スペイン語 2年)

レジャイナでの1か月間はまさに自分の人生を変える出来事となりました。世界には自分が知らないことがあまりにもたくさんあることを学びました。英語に関しては、Use or lose, (ホストマザーが教えてくれた表現です)積極的に話し、聞くほど自分の力が伸びていくのを感じました。この留学に関わって下さったすべての人に感謝の気持ちでいっぱいです。

モンゴル国立大学へ留学(8/18~8/31)
河村 雄一さん(モンゴル語 2年)

モンゴル国立大学での学修中、ウランバートル市から50㎞程の所にあるエルデネ?ソム(村)を訪れました。高さ40mのチンギスハーン像の内部はチンギスハーン時代の歴史、文化を学べるちょっとした博物館になっており、民族衣装のデールを着て写真を撮ることができます。像の上にある展望台からは草原を一望できました。

アンカラ大学へ留学(6/30~7/25)
神谷亮平さん(トルコ語 1年)

約1カ月間、アンカラ大学付属語学学校でトルコ語を学びました。授業は全てトルコ語で、様々な国から来た人々と接する機会がありました。一緒にサッカーも。授業後はホームステイ先のお宅で、あるいは街中で、トルコ語漬けの生活。休日には国内観光も楽しみました。

ヤンゴン大学へ留学(8/4~8/25)
星野純さん(ビルマ語 1年)

ミャンマーは自然が豊かで人の心が温かい国でした。ヤンゴン大学の寮での生活はある種のタフさを身につけたと思いますが、現地の学生や先生が手厚くサポートしてくださったため、不安はありませんでした。毎日の授業と美味しいご飯、寮での現地学生との交流や市内巡りをした3週間は充実していて、今後の新たな目標を与えてくれました。

ベトナム、ビルマ、トルコへは 1年生全員留学

上にも登場しましたが、言語文化学部?国際社会学部でベトナム語、ビルマ語、トルコ語を専攻する1年生は、全員が留学プログラムに参加しました。実施にあたった担当教員と参加した学生の皆さんにお話を伺いました。

司会:先生方にお伺いします。今回のプログラムはどのようなものだったのでしょう?

野平先生(ベトナム担当):ベトナム語教室ではハノイ国家大学人文?社会科学大学のベトナム学?ベトナム語学科への留学を組織しました。諸般の手配や現地でのサポートでは、ベトナムで旅行会社を営む本学卒業生の協力を得ました。私たち教員も一部、同行しました。1年生全員の他、2年生の希望者が参加しました。午前中は大学での授業、午後は工場見学や農業体験など、ベトナムを知るための多彩なプログラムが組まれました。

土佐先生(ビルマ担当):現在、急速に民主化がすすみつつあるミャンマーにあって、ヤンゴン大学も大きく変わりつつあります。欧宝体育平台_欧宝体育在线-app下载のような大学間協定に基づく本格的な短期留学の受入は、ヤンゴン大学にとっても初めてのことで、大学をあげての熱い歓迎を受けました。学生たちの留学の様子は現地の新聞にも報道されたほどです。1年生全員と上級生が3名参加しました。宿泊は、学校内にある寮で、現地の学生と一緒に暮らしました。午前?午後3時ごろまで授業、その後民族楽器や料理の紹介などが行われました。

林先生(トルコ担当):トルコのアンカラ大学の付属語学学校に、1年生が全員留学しました。午前中は、世界各地からの学生と一緒に、レベル別のトルコ語の授業。午後は、自由時間です。長期留学中の上級生や日本大使館勤務の先輩たちにサポートいただきました。アンカラ大学のホームステイ斡旋サービスを利用し、参加した本学の1年生は、全員ばらばらにトルコ人の家庭にホームステイしました。トルコの家庭で1か月生活したことで、文化の違いにショックを受けることもあったでしょうが、得るものも多い1か月だったものと思います。

司会:では、参加した皆さん、どんなことが学べましたか?感想をお聞かせください。

大畠さん(トルコ):3か月学んだトルコ語が通じるか、とても不安でしたが、行ってみると、自分から話しかけて何とか伝えないと何もできないと実感しました。自分から相手に何かを伝えるコミュニケーション力がついたと思います。また、ホームステイ先では最初、生活の違いに戸惑いましたが、結果的には、文化への適応力、生活していく力がついたような気がします。ほんとうに、最初は単語がわからずたいへんでした。トルコ語で行われる授業の予習もたいへん。でも、2週間目からは慣れてきました。みんなで情報交換をし、教科書でならったのとちょっとちがう、日常生活での表現のこつを試してみて、通じたときはうれしかったです。

石前さん(ベトナム):私は2年生で、2度目のベトナムでした。ベトナム語はリスニングが難しく、学校の先生方のベトナム語は聞き取れても、町の人の日常会話を聞き取るのがたいへんです。意識的に町に出て、町の人々の話に耳を傾けるよう、努力しました。2度目ということもあり、生活は問題ありませんでした。でも、リスニングは大変。ベトナム人の友人に10回言ってもらって、やっとわかったこともあります。来年はベトナムのハノイに留学し、絶対、現地の人たちのベトナム語が聞き取れるようになりたいと思っています。

金子さん(ビルマ):ちょうどミャンマーは雨季にあたり、洗濯物は乾かないし、生活も違ってちょっと大変でした。でも、自分で問題を解決し、生きていく力が身についた気がします。寮ではミャンマー人の学生と一緒でした。必死でビルマ語で話をしました。最初は上級生に頼っていましたが、だんだん単語1つ2つと聞き取れるようになり、わかるようになっていくのを実感しました。大学ではたっぷり勉強しました。寮で同世代の友人ができたのが、楽しかったです。ただ、寮も大学構内にあり、門限も6時と早く、あまり町に出られなかったのは残念でした。

小池さん(ビルマ):初めての海外でした。日本との生活の違いもあり、最初は戸惑いました。ビルマ語も最初、なかなかわからなくて。でも、「洗濯物を乾かしたいので、アイロンを貸してほしい」、「辛いものは苦手」などなど、どうしても伝えなくていけないことがあり、なんとか話そうとするうちに、度胸がついた気がします。本当に楽しかったです。

司会:有意義な留学になったようですね。次にこのプログラムに参加する人に、一言、お願いします。

小池さん(ビルマ):1か月はちょうどいい長さだったと思います。午後の文化講座で、楽器やお菓子の作り方など、文化的な面を知ることができたのもよかったです。シャワーが水しかでなくても、大丈夫。おススメです!

金子さん(ビルマ):土日には観光にも連れて行ってもらいました。いろいろな貴重な体験ができます。ミャンマーがとても好きになりました。ぜひ、皆さんも参加ください。

石前さん(ベトナム):プログラムはとても充実しています。でも、それだけでなく、自分で現地の友達を見つけ、話をするチャンスを作ることも必要だと思います。私は、日本語を学ぶベトナム人学生の集まりに加わり、相手は日本語、私はベトナム語で話をし、よい勉強になりました。

大畠さん(トルコ):行ってみて初めてわかることは、とても多いと思いました。私は、このプログラムに参加してトルコが大好きになりました。すぐにでもまた行きたいくらいです。別に困ったことはありませんでしたが、私たちの滞在中は、ずっと断食月でした。来年は断食月にはあたらないそうです。ちょっと安心ですね!

司会:どうもありがとうございました。この体験を活かし、これからもどうぞがんばってください!

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